一方、こちらは青森県野辺地町で部活帰りの子供に聞き込み中の城島。
城島「昔からある伝統のおやつ探してんねんけど」
子供「けいらん、お椀に入っておもちみたいなの。丸めて出し汁に入れて食べる」

けいらんという聞き慣れない名のおやつ。
出し汁で食べるものだと言うが、一体?

辺りを探索し、近くの食堂を覗いてみると、
城島「野辺地名物けいらん!おやつにもって書いてる」
早速、店内に入り、けいらんを注文して待つ事10分。
城島「これ、けいらんですか?これが何で、おやつなんやろ」
けいらんとは、出し汁に入ったそうめんに卵のような形をしたおもち。しいたけが入ったシンプルな中身だが…

城島「ん!クルミとあんこ!」
おもちの中には甘いあんことクルミが入っていた。
もともと、けいらんは、関西で食べられていた精進料理。江戸時代活躍した、北前船という交易船により野辺地に伝えられたという。
城島「意外と合いますね」
出し汁に甘いおもちを合わせるという、何とも不思議なおやつを楽しむ事が出来た!