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城島「謎や。何やべこもちって」
最後に、もちを切り分けて、再度、組み合わせて棒状にしていく。
酒谷さん「この背中がべこ、つまり牛の背中」
この状態が牛の背中に似ていることからべこもちと呼ばれているそう。
そして、真中に包丁を入れると、
城島「うわぁ、綺麗、見事な模様」
中から、奇麗な模様が現れた!
これはたばね(稲を束ねた模様)と呼ばれる五穀豊穣を願って作られた模様だそう。 |
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そして、黒ゴマが練り込んである餅を白いもちで巻いて“うずまき"とよばれる模様のべこもちも作り、蒸す事15分。
子供の成長などを願い、昔から端午の節句に食べる“べこもち"の完成!
蒸したての美味しい所を早速、試食。
城島「この甘味ちょうど良いなぁ、これ子供好きやわ」
さらに、以前は“たばね"と“うずまき"だけだったべこもちの模様だが、
城島「わぁ、またカラフルな」
昭和50年頃からは、様々な色の花の模様を作るようになったそう。
見事、伝統を守りつつ、時代の流れも取り入れていく伝統のおやつにめぐり合う事が出来た! |
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一方、達也は、子供の頃からやせうまを食べているという、帆足さん達と共にやせうまを調理中。
やせうまは、平安時代から食べられている、大分県伝統のおやつ。
平安時代に、幼君が八瀬と言う女中に「やせ、うまが欲しい」と言った事からやせうまという名が付いたそう。
作り方は、まず、水で溶いた小麦粉に塩を少々いれ、こねていく。
それをさらに、細かくちぎり、みんなで1本1本、平たい麺のように伸ばす。
達也「麺とは、また違うのかな?」 |
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