ワカメを引き揚げて、アメフラシを探してみると、びびる城島の足元に…
達也「いたー!」
名前の由来は、威嚇する際などに雨雲の様な紫色の液体を出すこと。
また、アメフラシは貝の仲間で、名残として背中に貝殻の痕跡が残っている。
木村さん「ワカメを作ったので来てくれた」
ワカメを食べてしまうアメフラシだが、DASH海岸に来てくれた新たな仲間。
そこで、達也の提案。
達也「こっちにもきますよね」
アメフラシ用のワカメをネットに入れて、イカダの東側の海底に沈めることに。
再度、海猿アヒルで監視。
アメフラシが現れたのは、おとりで置いたワカメの方だった。

そして4月初め。京浜工業地帯のど真ん中で、DASH海岸のワカメは葉の大きさ、分厚さも申し分ない、立派な生長を遂げた。
達也「立派なメカブ」
木村さん「収穫しないと」

1年かけた、ワカメづくり。
DASH海岸では、去年の海苔に続いて2つ目の収穫。
城島「とうとう収穫や!」
さらに、うれしいことが。
ワカメ養殖を教わった、金田湾と同じ種類のギンポ。
そしてワカメを自然繁殖させるために、全て収穫せず残しておくことに。
ちなみに、アメフラシは、おとりのワカメを気に入ってくれたようで、あれから被害はなくなっていた。

イカダからはずしたワカメを干潟に持ち帰り、ロープから切り離す。
城島「収穫。獲れたて。味濃そうやな」
と、そこに金田湾のワカメ漁師、田村さんが駆けつけてきてくれた。
城島「ワカメできました」
達也「どうですか?見て頂いて…」
田村さん「葉も厚く肉厚で、良いワカメじゃないの。大成功だよ」

プロからも嬉しい評価を頂けた。
DASH海岸に流れ着いた5株のワカメから、計20kgのワカメを収穫。