一方、主菜担当の達也は、山の畑で芋掘り。
揚げ物にもできる“ターウム”は、田芋とも呼ばれる島の食材。
子芋が多く実ることから、里芋同様、子孫繁栄の縁起物とされる。
山の湧き水などを利用した水田でよく育ち、でんぷんはもちろん、
鉄分、カリウム、カルシウムなど子ども達に欠かせない栄養にも優れている。
ターウム独特の甘みと粘りで、ンジャナの苦みは抑えられるか?
達也はどんな揚げ物を作るのか?

島の料理名人のお母さんに教えて頂きながら調理。
まず、ターウムを鍋で茹でること1時間。
中までしっかり火が通ったら、細かく潰して黒砂糖、塩コショウで味付け。
そこへ細かく刻んだンジャナを混ぜ込んでいく。
それを具にして、達也のアイデアを試してみる。
達也「僕のごちそうは、子どものときからコロッケだったんで」
主菜候補、『ンジャナのターウムコロッケ』の完成。
達也「(食べて)バッチリ。あと、何か付けた方がいいね」

いよいよ、検食の時間。
校長先生、担任の先生、給食調理員の方に試食してもらい、
給食に出せるか判定。
まず、城島の汁物『ンジャナのかちゅーゆ風豚汁』。
これに、パンチを出すため用意したのが“ミルスベリヒユ”。
地元の先生も知らないというこの食材は、潮が入り込む砂溜まりに育つ植物。
多肉質な葉の部分が食用となり、炒め物などに利用。