じわじわと来るすっぱさの正体とは?
チョーさん「ハイビスカス」
すっぱさの正体は、東南アジア等で栽培されている食用のハイビスカスである『ローゼル』!
乾燥させた花はローズヒップティーなどの原料とされるが、ミャンマーでは、世界でも珍しく、栄養価の高い葉が野菜として食べられている。
『チンバウン』の酸の強さはレモンの約半分だが、丸々炒める事で水分を飛ばし含まれる有機酸を濃縮させている。さらに決め手として…
チョー「塩を少しとすっぱいものはもっとすっぱくなる」
『チンバウンジョー』は炒めることでレモン1.5倍のすっぱさ!


更なる激すっぱい料理を求めて、太一と長瀬が向かったのは…
長瀬「イラン!」
国土の8割が乾燥・半乾燥地帯のイランは、夏場の気温が40℃を超す事もあり、食欲増進の為のすっぱい料理も多いという。
2人が訪ねたのは、埼玉県大宮市ペルシャ料理「SHURU(シュル)」。
オーナーのカミさんが運んできてくれたのは、何やらシチューのような料理。
カミさん「ゴルメサブジです」
入っている謎の実を丸ごと食べるのがおススメというが…
一口食べた太一は、ジタバタと悶絶!
太一「これはすごいよ!!」
そして、長瀬も一口し、やはり悶絶。
長瀬「今までのすっぱさとは違う!」


そのすっぱさの正体は…
カミさん「リムアッマニ。乾燥させてるレモン」
皮が薄く酸味が強い小型のレモンを乾燥させたもので、その香りと酸味が煮込み料理を際立たせるという。
『リムアッマニ』は、乾燥した分濃縮され、酸の強さはレモンの8倍!
そして、『ゴルメサブジ』は、トマトベースのスープの中に粉末にした『リムアッマニ』を大さじ2杯入れ、更により酸味を出す為に穴を開けた『リムアッマニ』をまるごと20個入れ、独特の香りの乾燥野菜や金時豆と共に30分煮込んだもの。
小島検査員による酸味度チェックは…
小島検査員「6%」
レモン3倍分は本日最高のすっぱさ!