小松さんにならい、ハンマーを持つのは太一。
太一「DASH村でやったことあるからね」
2006年、里山のふもとに鍛治小屋を建て、鉄を打って作った鍬(くわ)。
前回は叩いて鉄を薄く伸ばしただけだが、今回は違う。
熱して叩いて、まずUの字に、もう片側も曲げていく…だが、
太一「うわー、難しい!」
鉄がまだ熱いうちに、小松さんの手直し。


続いては、それを見ていた長瀬。
と、定男さんに褒められ、手早く釘用の穴、目打ちにも取りかかる。
だが、蹄鉄の曲線はあらぬ方向へ…。
そして、道子のために、定男さんも器用な手さばきで成形。
それぞれの担当、形はやや不揃いだが、
道子の足に合わせ、調整しながら、固定していく。
気ままな山育ちの道子は、初めての蹄鉄を大人しく受け入れるか?


再び熱し、蹄壁の部分を溶かしながら、フィットさせる方法。
だが、熱した蹄鉄を当てた部分から煙が上がると、
煙に驚いた道子が装着を嫌がる様子を見せる。
すると、見かねた定男さんが、その広い視野を手で覆って目隠し作戦。
太一「目隠しで大人しくなった」
その間に微調整も済み、蹄壁部分への釘打ち。