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中国では古くから精進料理に使われる甘さで知られる蓮の実だが、芯の部分には強い苦味がある。
一般的に実を食べる時には取り除かれる芯。
しかし乾燥させ、漢方薬としても使われるのが“蓮芯(れんしん)"。
緑茶と同じく“タンニン"が多く、滋養強壮や不眠改善に効果があるという。
長瀬「舌がしびれる!」
蓮の実の芯お茶、「蓮芯茶(リェンシンチャー)」の苦味度は、ゴーヤの3.5倍。 |
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続いては、東京・目白にあるタイ料理の店『プアンタイ』。
と、ここで太一と長瀬の体に変化が表れる。
小島さん「苦いものには利尿作用もあると言われている」
そして、運ばれてきた料理は唐辛子も入った牛肉のサラダ「ラープ」。
祝い事の席でもよく食べられるという。
長瀬「苦味がバッときて、後は辛味で染まる」
苦くて辛い味付けは、タイ東北部イサーン地方の伝統。
内陸部で高温多湿の気候では、苦味を強くして新陳代謝を促進させるという。 |
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牛のひき肉、モツ、レバーを炒め、たっぷりの唐辛子を入れる。
そして、“ディー"と呼ばれる苦さの素“水牛の胆汁"もたっぷり入れる。
胆汁は肝臓から作られる分泌物で、胃や肝機能を強化する生薬としても知られる。
そこに、ナンプラー、パクチーなど12種類の香草や香辛料を加えて仕上げる。
本場ではお好みで“ディー"を追加することもあるという。
タイ代表、「ラープ」の苦味度は、ゴーヤの5倍だった。 |
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