やはり、パワー重視の仕事に向いているのか。
そこで、やってきたのは千葉県八街市、落花生の収穫に大忙しの『中川農園』。
落花生は、土の中で数多く広がって育つため、1株抜くのも重労働。
そために必要な力は、一升瓶を一本持ち上げる程度という。
ならば、力が自慢のまさるくんの仕事にはうってつけ。
腕の動きも利用して、芋づる式に落花生の束を一気に引っこ抜く!

さっそく、滑車を使い、畑の落花生に紐を放射線状につなぐ。さらに、腕を伸ばして可動域を広げ、支点を作って「農作物収穫ロボット」の完成。
まずは、1株から挑戦。だが、引き抜けたのは小さい落花生をつけた1束。
太一「やっぱり、10本ぐらい一度に抜きたいね」
気を取り直して、“横綱"で一気に大量の落花生に挑む!
だが、期待していた程のパワーは見せられず、腕の動きも遅いため作業が進まず、ここでも不採用となった。

今度は、パワーでもスピードでもなく、動きに注目。
太一「腕の横の動きを利用して、鐘を叩くとか?」
まずは、まさるくんにハンマーを持たせて鐘を鳴らす実験。
しかし、叩くと言うより擦るように、小さな音が鳴るだけ。
そこで、機械のプロに相談してみることに。
訪れたのは、「球道くん」でお世話になった東京大田区の『株式会社 城南』。