と、もうすぐ41歳の城島に思い当たる物が。
城島「インベーダーゲームの白黒画面をカラータイプに見せかけた物があった」
シューティングゲームの元祖、“スペース・インベーダー"は、カラーになる前、白黒画面に三色のフィルムを貼って色つきにしていた。
だが、スペース・インベーダーが発売されたのは昭和50年代のこと。
とにかく、この道具もその仕組みと関係ありと推測し、電器屋さんなら知っているはずと、浅草に程近い、佐竹商店街へ。

『ラブス』は、町の電器屋さんとして愛され、56年。
あらゆるメカに詳しい御主人、飯塚さんには前回も難問を解いて頂いた。
と、部屋にお連れし、道具を見るなりさっそく
飯塚さん「白黒テレビをカラーテレビに見せかける(道具)」
それは、インベーダーゲームの色付けと同じ発想。
その名も「カラービームスコープ」という道具。

昭和35年、テレビのカラー放送が開始された翌年に発売。
当初、カラーテレビは高級品だったため、このプレートを画面に付け、少しでもカラー放送の気分を味わおうとする家族が多かった。
城島「カラーやとこういう感じに見えるよっていうことやったんやろね」
ちなみに同じ頃、水の入ったレンズ状の「テレビ拡大鏡」なる物もあった。
ともあれ、貴重なテレビを懸命に楽しんで観る時代だった。