まずは、水深1.2mの所から城島の訓練が始まった。
林さん「貝を下に置いておくから、これを拾って」
目印となるカズラガイを水中で拾うことから。
早速、潜ろうとするものの、体が浮いてしまい、潜ることができない。
問題は、海中への入り方。
ジャックナイフと呼ばれる、潜る方向へ上体を折り、脚を上げた重みで海中へエントリーする。
動きを確認して、再チャレンジ。
すると、目印の貝を見つけたものの、あと30pの所であえなく浮上。
水面でバタ足してしまうと、推進力を失ってしまい、深く潜れない。
コツをつかんだ城島は、林さんの手伝いもあり、なんとか貝をとることに成功。

休む間もなく、今度はDASH海岸のアマモ畑のある海底を想定して、水深3m。さらに、貝は2個。
チャレンジしてみるが、あえなく失敗。
城島「脚が立たなくなると、平常心が…」
幼少時からのトラウマがよみがえる城島。
その後、エントリーには成功するが、恐怖心からか上体がそり気味になり、あと1mの所で浮上してしまう。

すると、林さんが始めたのは、海女伝統の呼吸法、磯笛。
磯笛を吹くことで、肺の中の二酸化炭素を出し切り、その分、新鮮な酸素を体内に取り入れることができるという。
気持ちを落ち着かせる効果もあるということで、城島も真似する。
そして、再度、海中へエントリー。
結果は…
城島「とれた!!」
見事、過去を乗り越えた城島は、習得した素潜りの技でアマモ畑の水中作業を迎えた。