仕掛けは“置き針"という、ハタが岩陰の小魚を狙う習性を利用したもの。 松岡「あのペットボトルは何ですか？」 ペットボトルは、仕掛け場所の目印。 深さ4mの海底に、餌となる15cmほどのアジを付けた針と重石を沈め、そこから海面に浮かぶペットボトルまでロープが伸びている。 まずは金城さん、続いて潜りが得意な松岡が、置き針のある4mの海底へ。 しかし、仕掛けには魚の姿がない。 金城さん「釣れないときは一匹も釣れない」 気を取り直し次のポイントに期待して、そちらへ移動。 そこは初めの場所より、実績のある絶好ポイント。 と、先に仕掛けまで潜っていた松岡が、声を上げる。 松岡「大きくて、びっくりするから！」 置き針に掛かっている大きなアーラミーバイを確認！ その大物は、仕掛けの糸に絡まり身動きが取れず、動きは鈍い。 それでも素手で引き上げるのは危険とのことで、松岡がモリで仕留め、最後は2人がかりで船へ引き上げる。 この日、最初の大物は、90cm10kgの大型のハタ“タマカイ"。 タマカイも浅瀬に定住し、2mを超えるまでに成長することも。 そして、これを味わう地元ならではの調理法は、塩と泡盛だけで煮る家庭料理「マース煮」。