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7月から10月までとれる、青森のトウモロコシ。
地元では「きみ」と呼ばれ、傳法さんの畑でも丁度とれたて。
焼きたてを分けて頂き、有機栽培の生も、道子用にと頂いた。
そして大間でも、馬の力は欠かせず。
傳法さん「車が無いので荷物の運搬をしていた」
車が普及するまでは、農作業、土木工事で、その力を発揮。
地元の交通を長く支えた、大間鉄道の建設でも活躍した。 |
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傳法さんの畑は、大根や枝豆も栽培。
だが、道子には大根は辛くてお気に召さない様子。
代わりに、側にあった枝豆を美味しそうにむしり食べる。
それは、枝豆から大豆になりかけていたもの、馬は豆も好んで食べる。
そして、青森県大間港から、道草食べ食べ5.3km。
下北半島の突端、大間崎には、高さ4m“本州最北端"と刻まれた石碑。
目前の津軽海峡の遥か向こうには、函館山が見える。
定男さん「こっちの馬は昔、ここから船で海を渡った」 |
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かつての南部藩(岩手から青森)特産で、今は絶滅した南部馬。
戦国時代、数々の戦で名を挙げた、このタフな在来種は、開拓の労働力として、幕末の、まだ馬がいなかった北海道へ移入され、寒さに強い道産子になったと言われる。
馬は泳ぎも上手いため、船の脇につながれ、津軽海峡の荒波18kmを泳いで渡った。
北海道・根室沖、ユルリ島に生息する馬も、昆布の運搬をしていたのが、泳いで島へ渡り、野生化したもの。 |
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