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そして、良いもの同士を掛け合わせても名作が生まれるとは限らない。
実際に、とちおとめも、複雑に系統が組み合わさって出来ている。
赤木さんは、イチゴの特性を5色の割り箸で記す。
生育が良ければ緑、甘ければ赤、病気に強ければ黒。
1本でも多く立つイチゴが良いイチゴという印。
女峰の場合は4本立った。 |
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そして、長瀬の周りにある、小粒で、まだ品種名が無いイチゴを食べてみると
長瀬「めっちゃ美味しい」
だが、赤木さんは新品種には求める要素が6つあり、ただおいしいだけでは納得しない。
赤木「俺はもっと上を狙っているから」
品種改良の手順を城島が教わった。 |
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まず、ピンセットで花弁と雄しべを取り除き、雌しべのみを残す。
袋がけをし、3〜5日後に交配させ、花粉を付ける。
そして、ミツバチが受粉しないように、再度袋掛けして1ヶ月待つ。
実をミキサーにかけ採種。
浮いてきた種を上水と共に捨て、受精している沈んだ種を採種。
種を採り出したら、太陽の光を浴びないと芽が出ないため、土をかけずに蒔く。
すると、およそ3週間で発芽し、そこからまた選抜していく。
そして、赤木さんが開発した新作品種を見せていただくため、別のハウスへ。 |
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