 |
馬が馬車になれるには半年以上かかり、直接背に乗る乗馬と違い、手綱が馬との唯一のコミュニケーション手段。
道子の気持ちを考えて、タイミングよく手綱をさばかなくてはならなず、馬車の運転は難しい。
手綱を引きながら馬車のブレーキを踏んで“デー"の声で止まれ。
曲がるには、曲がりたい方向の手綱を引く。 |
 |
そこで、空き地を借りて、まずは太一が馬車の運転を練習。
“ハイ"という声で進み始める道子。
太一の指示で空き地をある程度回って、ストップ。
続いて、長瀬。
前から手綱をさばきたかったこともあり、はりきる長瀬。
定男さん「だんだん上手になるな」
自信をつけた長瀬は、そのまま車道へ。
が、やはり長瀬の手綱だと不安なのか、なかなか車が行き交う車道に出ない道子。太一が引っ張って、なんとか車道へ。
長瀬「走ってる」
手綱を振って、道子を走らせる長瀬。 |
 |
すると、太一が民家に置いてある『かんじき』を発見。
『かんじき』は人が雪上を歩くための履物で、縄文時代から使用され、馬用も存在する。そこで、かつて林業に携わっていた柏谷清八さんに“ヨジ"と呼ばれる、人が引く組み立て式のソリを更に雪が積もったときのために頂いた。
と、道子が雪の下に生えている道草をにおいを探し当て食べている。
オランダミミナグサは、秋から冬にかけて柔らかい新芽を出す。 |
|
|