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そんなシラスウナギはどのような生態を持っているのか?
城島が気になったのは、夜の海面を明るく灯すランタン。
城島「ウナギは夜行性ですよね?なんでランプがあるんですか?」
野中さん「今日のような新月の夜の真っ暗な時にランプをつけると明かりに集まってくる」
シラスウナギはアユやボラの地魚と同じように光に集まる走光性の習性があるという。
シラスウナギ用集魚灯を見つめていると、シラスウナギの姿が! |
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そして、シラスウナギには、新月の上げ潮に乗って遡上をする習性があるという。
さらに、シラスウナギは河口で体を慣らす習性もあるという。
しかし、DASH海岸の汽水ポイントは、淡水が流れ込むものの、その50m先は行き止まり。
つまり、ウナギが川を上っていくことができない。
シラスウナギがやって来てくれても、棲み着く可能性があるのか?
そのヒントは、アナゴの研究をしていた桝アナの卒業論文にあった。 |
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桝アナ「ウナギにもアナゴにも耳石がある」
耳石とは、硬骨魚類の耳の中にある炭酸カルシウムの結晶。
その耳石の断面には、1日1本、蓄積されて大きくなった形跡のわかる日輪が刻まれる。この為、生まれて何日経ったかなどがわかるという。
そして、桝アナいわく、ウナギの耳石をストロンチウム解析を行なうことで、そのウナギが海で育ったか、川で育ったかがわかるという。
最近の研究では、汽水にしばらく留まるウナギが多い事がわかった。
桝アナ「ウナギの気持ちが“DASH海岸イケるな"となれば、ここに来る可能性がある」 |
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