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一方、城島が向かった先は、新潟港。
漁師さんに教えてもらった春の名物“フナベタ"。
その海の幸、揚がったばかりのものがあるというので見せてもらう。
漁師さん「ヒラメの仲間ですね」
春の初めの新潟沖、深い海からこの時季、移動してくるフナベタを、網の口に板を取り付けた、板引き網漁で揚げる。
近年、その数は減少しているものの、春の魚として地元では今でも人気。
その獲れたてを、港でさばいてもらうことに。 |
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禁漁直前にあたる春は脂がのっていて美味しいと、刺身で頂く。
艶のある白身は、地元でも貴重な味わい。
漁師さん「キング・オブ・白身だね」
それに最も合うのが、フナベタの魚醤。
麹と塩を加え、フナベタを発酵させた、これも名物。
さらに、一杯に2尾分の“フナベタ丼"。
白身を贅沢に乗せ、やはりフナベタの魚醤をかけて頂く。
城島「卵ご飯みたいに甘い」 |
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その頃、松岡が京都、夕暮れの宮川町を行けば、舞妓さんも春を告げてくれる。
髪を彩る花のかんざし、今なら、桜の花のかんざし。
季節と共に、花の姿は変わり、夏なら団扇、秋には紅葉。
春の前なら、おぐしに梅の花を咲かせ、月毎に12回、四季折々を飾っている。
そんな雅の美しさだけでなく、春に行われる伝統行事もあると聞き、近くの“白峯神宮"へ。 |
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