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その作業場で稼働していたのは大きな機械。
流れるお皿にトマトを乗せると、
城島「自動的に大きさを判別するわけですね」
それは、トマトを乗せたお皿の穴が広がりながら進み、小さいトマトほど早く落ちていき、S・M・Lの規格に分けられていく。
ところが、年期の入った機械のため、稀に違うサイズも混ざってしまうらしい。
そんな時に頼りになるのは、箱詰めして3年の中村さん。
触っただけで、微妙な大きさの差を見分ける、すご技の持ち主。
こうして、きちんと箱詰めされたトマトは、全国へ出荷される。 |
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次に向かったのは海沿いの八代市。
そして、この地域のビニールハウスでしか穫れない、メロンと同じくらい甘いトマトがあると聞き訪れた。
ひときわ長いハウスでそれを栽培するのが、80年続くトマト農家の松村薫さん。
ここの“りんか409"という品種を、さっそく一つ頂いてみる。
城島「うん、甘い甘い」
しかし、メロンと同じ甘さのトマトは、ハウスの奥だという。 |
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奥へ案内されると、ある違いに気づく。
城島「(茎と葉が)枯れてますよ」
さらに、実もかなり小ぶりで、一番大きくなった状態でも手のひらサイズほどしかない。
だが、それも先ほどと同じ品種りんかだという。
一口でほお張ってしまえるトマト、そのお味は?
太一「甘―い!ジュースみたい。(大きいものと)全然違うよ味」
松村さん「これが“塩トマト"」 |
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