そのプロが使いこなすのが、先端にナイフが付いていて、ピストルのように風を噴射する、自家製の皮むき専用道具。
ナイフで玉ねぎの根っこを切り落とし、勢いよく出る風で皮を吹き飛ばす。
皮むきのポイントは、茶色になった皮を残さずむくこと。
何より集中力が勝負の皮むき、いざ!
長瀬は、肝心の白い実の部分が取れ、玉ねぎが小さくなってしまっている。
一方、太一は風の勢いに任せ、玉ねぎを床に落としてしまう始末。

開始5分、長瀬15個、太一13個をむき終えたころ、名人の和島さんはすでに55個をむき終える。さらに、
長瀬「目が痛くて前が見えない…」
あまりの痛さに作業を中断する二人だったが、名人は長年の作業ですっかり目が慣れてしまっている様子。
そして、30分が経過し、二人もコツをつかみ慣れてきたよう。
太一「テンポつかめてきました!」

開始から1時間、太一、長瀬ともに3ケース300個で、出来高は540円。
一方、名人はその2倍以上で、時給に直すと1260円。
和島さん「(稼げるかどうかは)自分の腕次第」
ここで、むきたての玉ねぎを試食、生で丸かじり。
長瀬「甘くておいしい…だけど、辛い!」
噛んだ瞬間は、みかんと同じ甘さだが、その後にやはり独特の辛味。
煮込むことで糖度はメロンと同じ16度まで甘くなるという。
そして、淡路島には、そんな玉ねぎと相性抜群、旬の名物食材がもう一つ。