さらに…
松岡「オマールっすかこれ」
高級フランス料理でおなじみ、大きなハサミが特徴的なオマールエビ。
ちなみにオマールエビはエビの中でも最大級の大きさ。
100年以上生きる個体もいると言われるほど寿命が長い。
そんなオマールエビは、変わった方法で運ばれて来るという。
篠崎さんが取り出したのは、中が段ボールで仕切られた発泡スチロールの箱。
そこに一尾ずつバンザイした形で縦に入っている。なぜなら、オマールエビは非常に神経質で、仲間と体が触れているだけでストレスを感じ、身が美味しくなくなってしまう為。

そして海老の大丸で、最も多く取り扱っているのが、DASH海岸にも来て欲しいクルマエビ。
これを日本全国の産地から仕入れているのだが、その運搬方法は…
松岡「おがくずの中に、まだ生きてるんだ」
クルマエビはエラなどが湿っていれば、1日から2日は生きられるという。
さらにおがくずが体に密着し、動けなくなる事で体力の消耗を抑えられる。

それでは、最初のアルバイトは?
松岡「エビを剥くんですね。」
まずは、冷凍エビを解凍し殻をむく作業。
剥き方のコツは、胴体の殻を剥き、その後、尾っぽを持って引っぱる。鮮度が命、スピードが重要な作業だが、築地でエビ一筋57年、エビと共に人生を歩んだ篠崎さんはなんと一尾0.8秒で剥く事が出来る。