そして夏を迎え、田植えから3ヶ月たった田んぼの苗は一気に生長!
茎の先端についた葉を押し分けるように稲穂が出てきた。穂には白い稲の花(おしべ)が咲き始めた。
おしべから花粉が出て、籾の中のめしべにかかることで受粉すると実が膨らんで米となる。
礼斗「たわわだな」
実が膨らんできた稲穂はいもち病の気配もなく順調。
そして、植えた時は1本だった苗は分けつしていた。
分けつとは、苗が生長するにつれて枝分かれする事。
その数、27本。
分けつが多いほど実のつく穂が多くなり豊作となる。
2012年 今年は大豊作の予感が!

そんな頃、福島市の畑では、5月に植えた夏野菜の苗が順調に生長し収穫時期を迎えていた。
村の仲間と震災以来久しぶりの収穫。
ピーマンやとうもろこしなどはまさに食べごろ。
そして、畑の一角に一際目立つのが、ピンクのハウス。
去年、出張DASH村で長野県を訪れた際発見したものだった。

ピンクのハウスで作物を育てると、生長が早まるという。
この効果に感心した明雄さんは、福島にもピンクハウスを建てた。
この中で育てているのは、あの大長なす。
およそ50cmにまで生長した立派な福島産の大長なす。
達也「やっぱり、ピンクのが良かったんだね」
実がやわらかいのが、大長なすの特徴。
明雄「熊本のより甘いな」