原因は、手前を押さえすぎて、奥に空気がたまり、ゴムが限界に達したため。
スペアで作っておいた風船を、今度は均等に押さえながら膨らます。
やっとのことで、バルーンアートの準備が整い、続いては亀づくり。
まずは3分の2を残したポイントでねじり、折り曲げて、顔の部分。
ねじった部分をゴムで縛り、先端をそこへつなげる。
そして胴体は、先ほど残した部分を4か所ねじり、脚4本分と甲羅(こうら)、合わせて5つに分ける。
だが、作業の途中でまたも割れてしまった。
達也「(風船が)太すぎる」

普通のバルーンアートの風船と比べると、太い割に長さが短い。
この風船では、1本で作るのが難しいため、違う作り方を教わることに。
西麻布にある「タキシード・ベア」は、日本で最初のバルーンギフト専門店。
失敗の経緯を説明すると、店長が教えてくれたのが、亀の体をパーツごとに分けて作り、それをつなげる方法。
巨大風船を6本作る必要はあるが、ねじる箇所が少なく、割れるリスクを減らすことができる。さらに、
達也「乗りやすいんじゃない?」

そして、新たな亀を作るため、再び体育館。
6本のうち、甲羅に使う3本は、本物の甲羅っぽいブラウン系の色に。
必要な本数を作ったら、ゴムを伸ばして柔らかくし、今度は、膨らまし方も考え、ねじりやすいよう空気の量に余裕を持たせる。
まずは、甲羅から、3等分でねじった箇所どうしをつなぎ合わせる。
空気の量を臨機応変に調節しながら、慎重に風船を重ねる。