本場の味を知った所で、いよいよ収穫のお手伝い。
広い畑を収穫するのに使うのは、生姜専用の収穫機、その名もショウガライザー!
手作業では大変な生姜の引き上げをやってくれる優れもの。
機械前方の爪で、生姜の茎を集めて、チェーンに挟み込み、生姜を引き上げる。その際、茎をカットされ、生姜はそのまま畑の上に置いていく仕組み。
城島「茎を切って持ち上げてる」
達也「これ便利だわ」

続いての作業は、長い茎を切り取る作業。
長い茎が残っていると、茎が生姜から養分を吸い取り、痩せてしまうため、収穫してすぐに切り取る。
収穫したばかりの生姜は薄いピンク色をしており、実際にお店で並んでいる生姜と色が違う。実は、この収穫したての状態が新生姜。

2つとも同じ生姜だが、貯蔵することで色が変化していく。
収穫したての新生姜は、辛みが少なく、さっぱりした味わい。
紅生姜など、生の食感を楽しむ。
一方、貯蔵された生姜は、「ひね生姜」といわれ、辛みが強く、体を温める効果があり、薬味や料理の調味料として使われる。
四万十町では、収穫した生姜のほとんどを、ひね生姜にする為2ヶ月以上貯蔵してから出荷している。