松岡「“深谷"と言えば、やっぱり“ネギ"でしょ」
『深谷ねぎ』は深谷地方で栽培される長ねぎの総称。
深谷市は、ねぎの生産量全国第1位。
独特の匂いは「アリシン」と呼ばれる成分。
体力回復・血行促進と、この時季にありがたい効果がいっぱいと言われている。
伺ったのは、15年前 家電メーカーの営業マンから脱サラして、深谷ネギ作りの道へ進んだという澤野政明さん。
澤野さんのネギは品評会で優秀賞にも選ばれた。

そして畑をよく見ると、畝がとても高い。
澤野さん「土を3回から5回くらい上げてる(盛ってる)」
ネギは生長すると、地面から出て日に当たった部分が青くなってしまう。
深谷ネギは、柔らかい白身の部分を増やすため、ネギの生長に合わせて土をかぶせ、日光に当てないように栽培している。
そして、ネギにかぶせていた土を触ってみると、粘土質。
澤野さん「元々 瓦にしていた土。地が締まるから身が締まる」
瓦にもなる良い粘土のおかげで、中身が詰まった美味しいネギになる。

その証拠に、ポキッと音を出して折ったネギの断面は、水みずしい。
澤野さん「糖度は果物のミカン並みにある」
それを聞いて、松岡が恐る恐る生でかじると、
松岡「甘くて辛くて…うまい!」
澤野さん「鍋(すき焼き)なんかに、砂糖を入れなくてもネギを入れてもらえれば甘さが出る」

では、深谷ネギの収穫をお手伝い。