真っ二つにして中身を確認すると、中にはポッカリと大きな空洞が。
城島「ここに水が溜まっていたんですか」
桜島大根はとてもデリケートな作物。
水分が足りなかったり逆に多すぎたり、与える肥料の量や種類を間違えると、大根がストレスを感じて生長のバランスを崩し、中身が空洞になってしまう事があるという。
一つ一つにバランスよく肥料などを与えなければ、隣り合って植えてる大根でも質の全く違うものになってしまうという事。

一方、身が詰まっている桜島大根の方は、
達也「超キレイ!」
このきれいな断面に、明雄さんの目が光る。
明雄さん「これは美味いかも知れないぞ」
生でも美味しいと言うので、一口食べてみると、
達也「食感が違う!カブみたいな食感」
城島「みずみずしい!こんな大きいから大味なイメージがあるけど美味しい」

桜島大根の味も判明したところで、気になったのは…
達也「これは、全部灰なのかな?」
葉の上にびっしりとついている灰。
大野さん「本当にひどい時はまっ黒ですよ」
灰が葉に積もると光合成が出来なくなり、生長を妨げてしまうが、一方で、火山はこの桜島大根にとっては、なくてはならない存在だという。