キレイになったところで、続いては箱詰め。
根の先がつぶれない用手作りの土台を入れた、桜島大根専用の箱に入れる。
城島「箱詰めって1箱に1本なんですか?」
達也「こんなの届いたらビックリするなぁ」

こうして箱詰めされた桜島大根は贈り物として人気があり、全国に出荷される。
形が良く大きい桜島大根は、箱付きで1本3,000円以上!
しかし、贈答用や青果用として利用されるのは、実は全体のわずか3割ほど。
残り7割の桜島大根は、すべて漬物用として出荷されている。

漬物用の出荷は方法も違うらしい。そこで、もうひと作業お手伝い。
と急に畑に乗り込んで来たのは大野さんが運転する四輪駆動の軽トラック!
巧みな運転技術で大根を避けながら、畑の中をどんどん進む。
この軽トラックを用意したのは漬物用の桜島大根を運搬するため。
世界一大きい大根は運ぶだけでも大掛かり…。
漬物用にする大根は、葉と根の先を畑でカットしてから積み込む。
多い日は漬物用だけで1日600個収穫する事も!!
達也「収穫じゃないよ、トレーニングだよ。こりゃ大変だ」

収穫作業のお手伝いを終えて、やって来たのは、創業101年になる老舗漬物店『中園久太郎商店』
桜島大根の大きさを活かした漬物『さつま漬』を年間約13トン作っている。
桜島大根を専用の大きな機械で輪切りにし、深さ2.5m、7トンの巨大な漬け床に並べて行く。