続いての工程は、4等分したマグロの皮むき。
機械で先端部分の皮をとり、その後、残りの皮を手作業でむいていく。
最初に使うのが、マグロ皮むきマシン。
刃がついたローラーが、高速回転し、マグロの皮をむいていく仕組み。
皮むき歴5年の瀧口さんが、お手本を披露する。
マグロの皮の厚さはおよそ3mm。力を入れると、身が全部削れてしまうためギリギリで調整しなければならない。

この作業を達也が挑戦。
達也「重いよ〜難しい!」
だが、見事に先端部の皮をむき、残りの皮は、長瀬がノミのような専用の道具で削っていく。
こちらも、厚さ3mmの皮スレスレに削らないといけないが、長瀬は勢いのあまり、1cm以上も身を削り落としてしまった。
長瀬「もったいないなあ。」
慎重かつ、丁寧に、がマグロ解体の基本中の基本。

こうして全ての皮がむき終われば、いよいよ出荷用の最終工程。
出荷用に、マグロを様々な形に切り分けていく
達也「ここから細かい解体だね」
こうして完成したこれらのマグロのブロックは、スーパーの鮮魚コーナーなどに出荷。
そこで、さらに細かく切り分けられ、店頭に並んでいく。