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城島・達也でトロッコを漕ぎ、松岡が箱を押さえて運搬開始。
雪が舞い散るこの日は、強い風が吹き付けていた。
洲に入った途端、トロッコは風を受けて、進まなくなり、木箱に手をかけ、強めに押した瞬間、木箱の側面が壊れてしまった。
落ちた小石を拾い、詰め直し、慎重に押していく。
1回で運んだ小石は、約420個、重さは310kg。
箱のおかげで、ほとんど石を落さず運べるものの、寒さで体力を奪われる。
それでも、この日、さらに2往復し、ある日は小石運びに丸一日を費やした。
そして、建設予定地まで、ひとまず30箱分の石を運んだ。 |
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今度はこの小石を石垣の中に詰めていく作業。
まだ不安定な大きな石の裏側を、小石で押し固める裏込石(うらごめいし)。
これを10箱分、約550kgを終えた頃には、
城島「(石垣が)ビクともしない」
尾谷さん「順番にこうして(小石で)埋めて、また(外枠の)石を積む」
ここから作業は急ピッチで進み、石垣は徐々に、着実に伸び始める。
男たちは島中の小石をかき集め、数を積むほど腕はみるみる上達。
そして、力石(りきいし)から伸びた石垣を、詰め込んだ小石6tが固め、ついに作業開始から4ヶ月半、基地の基礎が完成した。 |
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この日は一旦、入り江を離れ、食料の調達へ。
冬の山で、食べられるものは見つかるのか。
と、山間の開けた場所、アカメガシワの倒木に、真冬にも関わらず、美味そうなキノコがビッシリと。
DASH村では、様々なキノコを栽培してきたが、村のキノコのほとんどは、春や秋が旬だった。
しかも、見たことのない形…かつての島民が栽培していた名残りか?
達也「食べて大丈夫なの?」 |
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