気温マイナス10℃の中、朝9時から始めた作業は、夜の8時までかかり、湖の端から端までのコース全てに水を撒き終えることが出来た。
あとは朝、水が凍るのを待つのみ。
待つ間、畔の施設のポロトコタンでアイヌ民族伝統の鍋をごちそうして頂く。アイヌに古くから伝わるチェップオハウは、鮭や根菜を薄い塩味で煮込んだ鍋。
城島「美味しい。しみ渡ります」
さらに、ポロト温泉にも浸かり、冷え切った体も温まった。

一方、滑ると言えばTOKIOが思い出したのは雪上で開催された「2010冬季ソリンピック」。
この時、圧倒的な速さを見せたのが、ゴム製のエアボード。
これをベースにしたペットボトルロケットソリを作ろうと、城島と達也がやってきたのは札幌市内の藤野リュージュ競技場。
ここは、日本で唯一、リュージュを一般体験できる。
そのコースはすべて氷でできている。

氷上のソリ競技ボブスレーでバンクーバーオリンピックに出場したソリのスペシャリストの桧野さんにアドバイスを頂く。
桧野さん「氷なので接地面が少ないほうが摩擦が少なくスピードが出る」
雪上ではソリとの接地面が小さいと、柔らかい雪に埋まってしまい、スピードが出なかった。反対に接地面が大きいソリの方が柔らかい雪の上に乗り、よりスピードが出た。
しかし固い氷上の場合、接地面を少なくし、いかに抵抗を減らすかが重要。