体むき出しで走るリュージュは体感速度時速300kmの氷の上では最も速く長く滑るソリ。
操縦のポイントは、足で挟む2本のクーへをうまく使うこと。
これを足で押し込むことで左右に曲がることができる。
サーフィンが趣味の達也は、見事な乗りこなし。
続いて見せて頂いたのが、ボブスレー。
城島「これも速そうやな。でも重たいんやけど」
通常のボブスレーでは、傾斜を走るため、重いほど重力がかかり速度が増す。その為、車体は200kg以上と重い。

しかし、今回は平らな湖。いかに摩擦を減らすかが重要となる。
城島の体重、ペットボトルの重さも加わる。心配なのは…
城島「重さで氷割れたらどうする?」
そこで桧野さんに持ってきて頂いたのが、スノーボブ。
これは1人乗り用のボブスレー。手軽に楽しめるよう作られたもので、操縦桿もハンドル1つとシンプル。
これならいけると城島が乗り込み、実践!
達也「速いじゃん!これいいね!」
ペットボトルで挑むのは、このスノーボブに決定!

そして、整氷作業の翌朝。決戦の舞台、ポロト湖の状態をチェック。
ツルツルの場所もあるが、まだ凹凸が大きく、一晩では撒ききれなかった部分に再び水を放水。この日も日が暮れるまで撒き続けた。
しかし、その翌日はまさかの大雪。コースが再びデコボコに。
これ以上リンクの完成を遅らせてしまうと気温が上昇し、氷が割れてしまう恐れ。雪がやむのを待つ事はできない。
積もる雪以上に水をまかなければならない為、通常の倍以上の水を夜通しまいていく。
そして翌日、雪はやんで、無事本番当日を迎えることができた。