その間に、他の場所で生き物調査を続行。
干潟の砂をひとたび掘ってみると、大量のアサリが見つかった。
達也「すごい、豊かだわ」
木村さん「世代を繋いでますね」

見つかったアサリは、親、子、孫、ひ孫と着々と世代を引き継ぎ、その数を増やしていた。
高い浄化能力を持つアサリが増えれば、それだけ海が豊かになる。

続いては、海中調査!
潜水士・達也と、海女・城島が潜って、その目で確かめる。
城島「アマモが結構生えてる!」
海底では、この4年間で海藻のアマモが繁っていた。
アマモは光合成で酸素を出し、海の生き物たちの良き棲みかになる。
さらに、達也が発見したのは、7mの天然ワカメ地帯!
達也「ワカメすごい!こんだけ生えてる!」

そして、ワカメ地帯近くでは、フレリトゲアメフラシの大軍団が!
アメフラシは、海底の泥を食べてきれいにしてくれる海底の掃除屋。
一方、城島が海底から拾ってきたアマモ脇のブロックには、
城島「ホヤの仲間、ユウレイボヤ」
この生き物も海水をきれいにしてくれる大切な生き物。