流木の飾りで島に忍び寄る邪気を追い払い、飛んでくる困難の矢は、すべて金網で弾き返す。
流れ着いたロープで編んだ縄は、兜の緒に。
さらに、サンダルの一部を目元のガードとし、サザエの貝殻をあしらった反射板で威嚇。
口元の面頬には、なぜか“ポンプ室"と書かれた表札でダブルにカバー。
太一「うわー、すげーかっけー!」
便座の蓋の盾と、パイプの刀は、万が一の時、杖と日除けに備えた。
こうしてDASH島の災いを払う、兜飾りが完成。
これで、きっと災いから島を守ってくれるはず。

一方、大量の材木を積んだ一隻の台船が島に向かっていた。
その舵を握るのは、これが初航海となる船長・達也。
無人島の拠点となる基地、舟屋造りで島中の廃材を集めたが、もっと丈夫な材木が必要だと、京都伊根まで材木を調達しに行っていた。
伊根で本場の舟屋を手がける棟梁・尾谷さんの計らいで、実際の舟屋を解体した廃材を含む、80本以上の材木を確保できた。
そして、この貴重な材木を自分の手で島まで運びたいと、達也が3か月がかりで「一級小型船舶操縦士」を取得。
こうして達也は、歴史を刻んだ舟屋の材木とともに大海原を進んだ。

だが、一筋縄ではいかないのが初航海というもの。
広いとはいえ、意外に近い距離をギリギリですれ違う船は多い。
道路のように車線のない海上では、十分注意を払わなければならない。
達也「見えてきたよDASH島」
台船は、いよいよ波の穏やかなDASH島の湾内へ。
そして、島から手を振る城島が達也を出迎える。
達也「(城島を確認して)なんだろう、この安心感」
しかし、試練はここからだった。