まずすぐに見つけられたのは、アサリ。
そして、達也がおもむろに石を反すと、何か小さな生き物が動いた!
達也「(捕まえて)なんすか、これ!ギンポみたい」
ウナギのような動きではあるが、それは“ダイナンギンポ"。
DASH海岸でおなじみ、江戸前のギンポとは別物だが、大きいもので30cm、天ぷらにすると美味いらしい。
どうやら、ここは棲みやすいらしく、石を反せば至る所にいる。
これは、大漁の予感。

そして、さらなる獲物を探して入り江の奥へ。
砂地で泥になっているが、よく見ればそこには無数の穴。
そういえば8年前、岡山県で砂浜の穴を住処にするアナジャコを、筆を使って誘き出したことがあった。
それを思い出した達也は、筆の代わりに拾った枝で穴を探ってみる。
達也「(穴の底に)突き当たった、深いね」
しかし、何の反応もなく、掘っても何も出てこない。

そこで、この日たくさんの生き物を見つけてきた石の下を捜索。
と!石をひっくり反したそこに、なんとタコの姿!
達也「これは大手柄でしょ!」
身を潜めていたのは、手足が細くて長い“テナガダコ"。
長いもので70cm、今が旬だが市場には出回らない。
昼間は岩の下や砂に潜るため、先ほど見つけた砂地の穴は、こいつのものとも考えられる。
達也「でけえゴカイ(環虫)が出てきたのかと思った」
では、その最高の獲物で、嵐の中の昼食。