その頃、長瀬は、伊那発祥の信州そばを狙っていた。
訪ねたのは、手打ちそば屋の『名人亭』。
長瀬「そばを打つ時に、切り捨てたりする場所って出たりするんですか?」
すると、ご主人の原さんが持ってきてくれたのが、
原さん「隅を集めてこんな感じ。切れっ端ね」
それは、そばを切って出る、切れ端の部分。
長瀬「ほんとにありがとうござます!」

続けて、従業員の野溝さんが厨房から持ってきたのが、
野溝さん「こんなのでもいいの?」
それは、揚げカス。
長瀬「こんなのがいいんです!」
さらに、かき揚げを作る際に余った野菜も頂いた。
長瀬「何から何まですいません!ありがとうございます!」

こうして、集めた0円食材を使って、早速キッチンカーで調理開始!
長瀬「やりましょう」
太一「長瀬が料理するなんて、珍しいでしょ」

まずは、野沢菜、アスパラ、さらに余っていたという他の野菜を炒める。
そこに加えるのは、長瀬が手に入れていたご飯。
実は、レストラン『トマトの木』を訪れた際に、前日から余っていたというご飯を分けて頂いていた。
野菜とご飯を炒めて作るのは、
太一「ローメンからのチャーハンだね」
長瀬「一応、中華つながりですからね」