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さらに、この汁には、ニンニクの凄いパワーが隠れていた。
山本さん「手につくと皮がただれてしまいます」
ニンニクに含まれる成分には強い抗菌力がある。
そのため、素手で触ると痛みを感じることも。
しかし、その抗菌力は、風邪やインフルエンザのウイルスにも有効とされ、ニンニクを食べれば風邪予防にもなるといわれている。
さらに、ニンニクに含まれている『アリイン』という無味無臭の成分は、傷をつけたりすると『アリシン』という、あの独特のニンニクの匂いが出る成分に変わる。 |
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早速、生ニンニクの収穫開始!
一本一本手作業で掘り起こしていく。
収穫の目安は、ニンニクの生えている根元を見ればわかるという。
山本さん「収穫できるものは、玉が膨らんで、地割れしています」
地割れしているものを見極め、丁寧に傷がつかないように掘り起こしていく。
松岡「大きいねえ!」
収穫した生ニンニクは、丁寧にカゴへ。 |
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生ニンニクとして出荷する以外の残りのニンニクは、収穫後乾燥された後は倉庫で保管され、1年にわたって青森県から出荷される。
あまりに大量なので乾燥用ニンニクは機械で収穫。
まず使うのは、専用の茎切り機。
草刈り機の刃のような丸い刃を回転させて、畑の上の茎だけを切っていく。
茎切り機の高さを調整し、長さ10cm程茎を残すのがコツ。
深く刈すぎると、土の中のニンニクまで傷ついてしまう。
葉茎切り機が通った後の畑には、茎がわずかに残った状態。
松岡「見事だね」 |
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