茎を切り終えたら、続いては、ニンニクの掘りとり専用の機械の出番。
柔らかいゴム製のローラーで、土ごと浮かせて掘りあげ、ローラーが回転するのを利用して、土を払い落とし、自動的にカゴに収まっていく優れもの。
柔らかいローラーのおかげで、ニンニクを傷つけず、素早く収穫ができる。
松岡「まさかこれを機械で出来るとはね」
あっという間に300本のニンニクを収穫!

そして、田子町のニンニクには、まだまだ驚くべき特徴が!
山本さん「ニンニクは糖度がかなりあるんです」
収穫したばかりのニンニクの糖度を計測してみると…
松岡「41.5度!?」
因みにスイカやメロンの糖度は15度前後ほど。
つまり、メロンの糖度のおよそ2倍以上!

かじって、その味を確かめてみると、
城島「辛い!甘味感じない!」
甘いどころか、強烈な辛み!
ニンニクに含まれる糖分は、生の状態では甘さを感じづらい。
そのため、強い辛みの方が先に感じてしまう。
しかし、加熱すると辛み成分が抑えられ、糖分が感じやすい状態に変化する。
ニンニクを料理に使うとより美味しくなるのは、このニンニクの中の糖度が引き出され、料理の甘みや旨味につながるため。