普段は海の底、歩いているとすぐに大きな貝を発見。 海底に突き刺さった状態でいたのは、“タイラギ"。 殻長30cmほどあるものが、すぐ近くにももう一つ。 城島「こんなデカい貝がおんねんなあ」 タイラギは、砂地の海底を好む、大型の二枚貝。 貝柱が甘い高級食材で、寿司ネタとしても一般的。 達也「他になんか(生き物)取り残されてねえか」 さらに、獲物を探すと、脇にできた潮溜まりに、ナマコとタコの姿が。 岩に吸盤を吸い付かせ、なかなか離れない、その元気なタコは、日本で最も一般的な“マダコ"。 達也「(島に)相当いるんだね、タコは」 小ぶりなサイズだが、旬はまさにこれから。 そして、さらに奥へ行ってみると、今までになく潮が引いたことで、大きな潮だまり状態に。 そこには、小型の魚がたくさん泳いでいたが、食べられそうなヤツは浅瀬では見つからない。 そこで、舟を出し、深い所の獲物を探すことに。 捕獲には、島の漂着物でこしらえたヤスとタモを使ってみる。 水深は1m、走って追うには厳しいが、これがあれば、舟の上から大物も狙えるか…と、 達也「あ、いた！オコゼっぽい棘があるね」 藻に隠れて見えにくいが、確かに棘らしきもの。 だとすれば、背びれの棘に猛毒を持つ、オニオコゼか？ 見た目と違い、フグに例えられるほど、その身は美味い。 これは、捕まえなければもったいない！