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達也が、タモで抑え込んで、すくってみる。
だが、藻が多くて上手く姿が捉えられず、逃がしてしまった。
しかし、他にも生い茂る海藻に身を潜めように、シマ模様が特徴のキヌバリや、関西では高級食材のキュウセン。
さらに、煮付けが絶品、30cm近いクロメバルの姿も目視できる。
ならばと、達也が腕に覚えのある方法で。
それは5年前、高知の海で4mの銛を使う伝統の突きん棒漁。
同じ要領で、狙うはデカイ奴…と、最初の一撃で!
達也「突いた!さすがに自分でもびっくりするわ」 |
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仕留めたのは、20cm近くある“ウマヅラハギ"。
さらに、狙いを定めた“カレイ"も豪腕の達也が一発で突いた!
気付いてみれば、すでに大漁だが、
達也「もっと(魚)隠れてるでしょ」
ならば、ここの生き物達を一網打尽に!
漁に使ったものが流れ着いたのか、岸に網が引っかかっていたので、港跡の入口を石でせき止め、開けた口にその拾った網。
そこへ魚を追い込めば、一匹残らず引っかかるはず。 |
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網と石で仕掛けを作って、いざ。
達也「じゃ、ザバザバやって(魚を追い込んで)こようか」
果たして目論見は成功するのか?
こんな時の追い込み方も、日本中で経験してきた。
それは、去年の夏、達也が挑んだ伝統の漁法。
水面に石を投げ入れれば、泡と音に驚いた魚達が、勝手に網の方へと向かって泳いでくれる。
今回も同じ伝統の琉球スタイルで追い込む。 |
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