一方、長瀬は、教えて頂いた製麺工場「叶屋」を訪ねていた。
社長の後藤さんに事情を話すと、どうやら何か心当たりがある様子。
連れて行ってくれたのは、加工場の奥の冷凍庫。
後藤さん「(平成)24年の6月に作った試作の麺」
実は、富士宮焼きそばの麺のほとんどが、外国産の小麦で作られている。
だが、後藤さんは、国産の小麦で麺を作りたいと、試作を重ねているらしく、1年前に作った試作品を捨て忘れていて、冷凍庫に入れっぱなしにしてあったとのこと。
後藤さん「もう廃棄するものだったので、持って行ってください」

その頃、太一はシラスを諦めきれず、再び田子の浦港。
探していたのは、釜揚げシラスの網にくっついて捨てちゃうもの。
しかし、
店員「(捨てるシラスは)ほとんどないですね」
ならばと、片っ端からシラスがありそうなお店を周る。
そんな中、偶然、海沿いのお寿司屋さんのご主人・岡村さんと出会い、仕込み中だという厨房にお邪魔させてもらうことに。

何か捨ててしまうような、いらない食材はないか尋ねると、もう使わないというアジの骨。
目的のシラスではないが、思いがけない収穫。
少し身がついたアジの骨をゲット!