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入口から1mほどには、びっしりとヤブソテツが生えている。
その葉が水に落ち、腐ることで、汚れの原因になっている可能性も。
そして達也、自分で井戸を作ったからこそ分かる、
達也「すごい手作り感。石と石の隙間も結構ある」
つまり、それは崩れやすいということ。
だが、この石が水をろ過する大切な役割を果たしていた。 |
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しかし、長年放置された無人島の古井戸には苔がびっしり。
湿気が多いため、カビなどが繁殖してもおかしくない環境。
さらに、石の間には、ヤモリの卵の殻。
ヤモリなどが住みつき、そのフンや死骸で水が汚れている可能性も。
他にも、溜まった土や蜘蛛の巣まで。
これでは、ろ過装置として機能するはずもなかった。
達也「井戸を再生させるより、新しく作った方が楽だと思う。」 |
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そして、DASH島初めての冬。
達也の元に、井戸水の水質検査の結果が届いた。
実は水道局や保健所、国の認可を受けた民間団体では、“飲める水かどうか"の検査を受け付けており、その“飲める水"の基準値は、世界でもトップクラスの厳しさを誇る。
結果は・・・「飲めない水」。
一般細菌が基準の23倍にも及んでいた。
達也「細菌の巣になってるんだ」
つまり、この水をそのまま飲めば腹を壊し、感染症にかかることも。 |
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