もはや達也だけではどうしようもなかった。
そこで、スタッフと相談の結果、プロの力を借りることに。
そのプロとは、井戸職人・安田富雄さん。
実は、今でも日本には、多くの古井戸が残っているが、それを手入れする職人は、全国に50人ほど。
中でも安田さんは33年のキャリアで、手がけた井戸は500を超える大ベテラン。

その33年のキャリアの目から見てみると、
安田さん「古いけど十分使えそうな井戸だと思う」
さらに、水質検査の結果を見た職人安田さんによれば、何とかなるとのとのこと。
それには、@井戸の壁の掃除A水の入れ替え、これを行なえば、飲める水に甦るらしい。

そこで、早速達也、井戸の中に入ろうとすると、
安田さん「危ないから入ったらダメ!」
安田さんによれば、この井戸は地表に近いほど、厚く何重にも石が積まれている。
しかも、真ん中のあたりが若干広くなっている構造。
これでは、石がひとつ落ちただけでも、一気に崩れ落ちる。
安田さん「井戸の中に補強の枠を作って作業しないと」