一方、その頃、城島は森の中の民家跡にいた。
そこで、スタッフが離れ、一人きりに、すると・・・、置いてあったカメラを回しだした城島。
民家跡の探索と言いつつ、まるで自分の結婚生活を妄想するかのように・・・
駆けつけた達也は思わず、
達也「一つの生活が始まってるみたいだ」
急いで片付け、城島も井戸の作業を手伝うことに。

井戸の底まで、安全対策の枠を組むには、水を抜かなければ。
達也がバケツに水を汲み、城島がそれを引き上げる。
しかし、湧いてくるより早く捨てなければ、また溜まってしまう。
地道にバケツで汲み出す作業を続け、およそ2時間で、水位はやっと枠を組める高さに。
また水が溜らないうちに、素早く枠を組んでいく。
そして、枠を組み始めて4か月、ついに枠組みが完成。
コツコツ組んだ井戸の枠、使った板は56枚。
これで、井戸の中でも、安心して作業できる。

まずは、井戸内部の掃除から。
それには、枠の間からひとつひとつ手作業で、井戸の底まで汚れを落とさねば。
長年放置された古井戸の中は、石の間に土、苔、さらには生物の卵と、汚れに汚れている。
しかし、水を抜いたばかりで井戸の中はスッカラカン。そこで、
安田さん「湧いてくる井戸の水を利用して洗おう」