すると、天野さんが持っているてんから竿にスタンが驚く。
長瀬「てんから釣りはリールがない、竿だけで釣るんだ!」
スタンさん「そんなので釣れるわけがないだろう!真っ二つに折られるぞ」

カナダのニジマス用の竿は長くて太く、リールもついているため、魚が掛かった際、糸を出したり巻いたりして竿を折られないよう、やり取りする事ができる。
しかし、リールが無いと魚に引っ張られるままに、水の中に引き込まれたり、竿が折れてしまったりする。

早速、巨大ニジマスを求めて、川をボートで移動。
天野さん「未知の世界でワクワクする」
長瀬「めちゃくちゃキレイな景色!」

すると、川辺を歩くブラックベアに遭遇。
スタンさん「これは縁起がいいな」
ブラックベアは、先住民にとって神聖な生き物とされているらしい。
幸先が良いと思われたが、スタンさんの懸念は、やはり、てんから竿。
スタンさん「ただし、その竿は折られるけどな…」

しばらく、ボートを走らせ魚が釣れるポイントに到着。
天野さんが仕掛けを取り出し、釣りの準備をはじめる。
天野さん「これは逆さ毛鉤」
天野さんが普段から使っている日本から持ち込んだものだが…
スタンさん「小さすぎる!もっと大きな針じゃないとダメだ!」
カナダで使われている釣針と比べてもその差は一目瞭然。
1.5cmの毛鉤に対し、カナダの釣針は5cmほどの大きさ。