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さらに、カナダでは、化学繊維を使った疑似餌が使用されているが、日本の伝統漁「てんから釣り」では山鳥などの毛を使用する。
リールが無くて軽く、しなるほど柔らかい竿だからこそ、手の小さな動きが直接毛鉤に伝わり、毛鉤を生き物のよう見せ、魚を誘うことができる。
長瀬が挑戦してみるが…
長瀬「難しい!」
竿だけでなく、糸も軽いため、その扱いは一筋縄ではいかない。 |
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すると、長瀬達から少し離れた所で魚が飛び跳ねた!
スタンさん「見たか!あれがカナダの魚だ!」
魚影からすると、推定80cmの巨大魚!
確かに、この川に巨大魚がいることが分かった。あとは釣るだけ!
天野さんが、川の流れに乗せ、微妙に毛鉤を動かし、魚を誘う。すると!
天野さん「来た!」
てんから竿に重いあたりが! |
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しかし、リールが無いため、川の中へ引きずり込まれていく天野さん。
スタンさん「もういい!竿を離せ!」
かかった魚は推定80cmは越える大きさ!竿の曲りも限界寸前。
そして、天野さんの奮闘も空しく、糸が切れて、巨大魚は逃げてしまった。
長瀬「今のはデカかった!」
スタンさん「だからリールが無いとダメだと言っただろう」 |
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