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この滑らかな土の秘密は、白石町に面した有明海にあった。
ムツゴロウが生息することでも有名な有明海の干潟は、筑後川から流れ込む細かい土砂に海水が混ざり合うことで、キメの細かい土壌になった。
海のミネラルの他、山からの栄養分も多く流れ込み、ムツゴロウなど、数万種類の生物が生息している。
白石町は、干潟をせき止め、中の海水を抜き取りつくられた陸地。
そのため、白石町の土壌は、干潟と同じくミネラルを多く含み、柔らかい。 |
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そんな土壌で育ったレンコン。とれたては、
久原さん「生で食べてみます?」
なんと、生のまま食べることができるという。早速、かじってみると…
城島「甘い!梨みたい!」
達也「みずみずしい!」
久原さん「昔は水欲しい時に、親達はそのままかじっていたらしいです」
特に先端の部分が甘くて美味しいという。 |
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さらに、白石レンコンには別の特徴も。レンコンを折ってみると、
久原さん「この糸ですね」
城島「スゴい!ネバネバ」
この糸の正体は、納豆やオクラなどに含まれるネバネバ成分のムチン。
胃腸などの粘膜を保護する働きがあると言われている。
レンコンにもムチンは多く含まれており、新鮮なほど、ネバネバが強い。 |
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