過去の放送内容一覧2022年10月
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2022年10月30日(日) 25:00シリーズ大廃業時代①
潮時
~自主廃業という選択~繊維王国の北陸にあるリボンメーカーが工場を畳んだ。50年以上、夫婦で続けてきた。今、黒字にも関わらず自主廃業を選択する経営者が後を絶たない。背景にあるのは経営者の高齢化と後継者の不在だ。国内事業者の99.7パーセントを中小零細企業が占め6割は後継者がいないという。廃業が加速すれば地域経済は蝕まれ、人口減少に拍車がかかると懸念される。大廃業時代を前に、地方で静かに進行する自主廃業の実態に迫る。
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2022年10月23日(日) 24:55【拡大枠】ワタシからボクになる
~元女子プロレスラーの覚悟 密着600日~元女子プロレスラー「花月」こと石野由加莉さんは、秘めていた「男として生きる」思いを実行することに。決断させたのは、女子プロレス時代にタッグを組んでいた後輩・木村花さんの自殺だった。自分らしく悔いなく生きるため性別適合手術を決意。カメラは、手術台に向かう彼女を見送り、男性・石野結(ゆう)となった彼の600日を追った。男性更衣室、ストリップ、就職…男として数々の初体験。憧れの男性生活の現実とは!?
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2022年10月16日(日) 24:55映画館は焼けても…
北九州 親子でつなぐ銀幕「うちはもうだめ。焼け落ちた」。炎に包まれる街の映画館の前で立ち尽くす女性館主。83年の歴史がある「小倉昭和館」が大火で焼け落ちた。昔ながらのフィルム上映で北九州市民や映画人を魅了してきた。母と息子、二人三脚でその歴史を守ってきた。大火によって映画館の灯りが消えてしまうのか?再開を待ち望むファンの支援の輪。「映画館に“続編”があれば…」。そう願う親子。人々に愛された記憶を胸に再建への希望をつなぐ。
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2022年10月9日(日) 24:55ふるさと解散
豪雨時代 被災集落からの警告福岡県朝倉市の山間の集落。豪雨災害で住む場所がなくなり住民たちが“解散”に追い込まれた。北九州市では災害リスクが高いとされる傾斜地などに新たに家を建てられなくする計画が持ち上がり、長年住み続けてきた住民たちから不安と反発の声が上がっている。豪雨災害でふるさとを失い、豪雨災害に備え見直しを迫られる暮らしの安全。経験したことのない“豪雨時代”がすでに始まっている。私たちはどう向き合っていけばいいのか?
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2022年10月2日(日) 25:25太陽と海陽
陽の光を浴びられない男の子静岡県浜松市に住む新貝海陽(しんがい・うみひ)くん1歳。生後2か月で、指定難病「色素性乾皮症(しきそせいかんぴしょう)」だと診断されました。紫外線を浴びると、皮膚に火傷のような症状が出ます。治療はなく、外出時は防護服を着用しなければなりません。紫外線を避ける生活を続けても、6歳頃から身体機能が低下し20歳まで生きられないと言われるこの病気の治療法を求め続ける両親。太陽の光と闘う家族の物語です。