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シドニーFC(オーストラリア) が ASマジェンタ(ニューカレドニア)を下し、本大会 出場を決定!! |
シドニーFC(オーストラリア)
今年、2月に創立したチームが予選から無敗で決勝に進出。
決勝の相手はニューカレドニアのASマジェンタ。
試合は、終始シドニーFCペースで進む。
前半16分、シドニーFCのロングスロー。ASマジェンタのディフェンスがクリアーしたボールをシドニーFCのDFマシュー・ビングリー(元Jリーガー)がボレーで合わせて先制。さらにシドニーFCは攻撃の手を緩めず、畳み掛ける。
しかし、ASマジェンタも必死に守り、前半は1対0で終了。
後半もシドニーFCペース。しかし、なかなか追加点を挙げられず、逆にピンチを迎える場面も。
この悪い流れを止めたのが、大会得点王のドリリッチ(オーストラリア代表)。後半14分、右からのセンタリングを体勢を崩しながらも、ヘディングシュート。ゴールキーパーの頭上を超えて、サイドネットを揺らす。試合を決定づける貴重な追加点を決めた。
その後も優勢に試合を進め、2対0でASマジェンタに完勝。
結局、今大会5試合で26得点、1試合平均5.2点、創設以来負けなしの勝率10割という圧倒的な強さでオセアニア代表に輝いた。
◆創立:2005年2月 ◆本拠地:シドニー ◆ホームスタジアム:Aussie Stadium
シドニーFCの監督は、選手時代ドイツ代表でワールドカップ優勝にも輝き、ジェフ市原(現ジェフ千葉)にも在籍し、活躍したリトバルスキー。
現役引退後は、横浜FC、さらにはドイツ2部のクラブで監督をしていた。
そして、今年2月シドニーFCの監督に就任。わずか3ヶ月でチームをまとめ上げ、チ
ームを優勝に導いた。これで自ら第2の故郷と言う日本に12月凱旋帰国する。日本のファンには、「マッテテネ」とコメント。
シドニーFCには、リトバルスキー以外にも元Jリーガーがいる。
MF コリカ(広島)、決勝でも先制点を挙げた、DF ビングリー(神戸、千葉)。さらにはアシスタントコーチのイアン・クルーク(広島)の3人である。
そして、注目はこの2選手。FW デイヴィット・ドリリッチとFW ドワイト・ヨーク。
ドリリッチは、FIFAコンフェデレーションズカップ2005オーストラリア代表でもあり、2000年のサモア戦では、1試合で8得点も決めているストライカー。今大会でも9ゴールをたたき出し見事得点王に輝いた。
一方、ヨークは、元マンチェスター・ユナイッテドのFWでチャンピオンズリーグ優勝を経験。今大会は、契約上の理由で出場できなかったが、12月のFIFAクラブワールドチャンピオンシップには出場予定。
更に、“KINGカズ”こと三浦知良(38歳、前所属:横浜FC)の、11月17日〜1月31日までの、同クラブへの期限付き移籍が決定し、出場チーム中、唯一の日本人選手として、FIFA トヨタカップ クラブ選手権への出場を目指すこととなった。
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