1回戦 第2試合
【 試合終了 】


前 半
0−0
0−1
後 半

得 点 後 2分 ボラーニョス

10 シュート 11
9 C K 2
21 F K 9
P K
前 3分 マクフリン
後 16分 ミリガン
警 告 前 32分 ゴンサレス
後 11分 ゴメス
後 22分 “パテ”センテーノ
後 47分 ポラス
後 36分 チェッコリ 退 場

ポジションNo.選手名交代
GK1ボルトン  
DF2ファイフ 
  3チェッコリ 
  16ミリガン 
MF12カーニー 
  14パッカー後16分
  15マクフリン後16分
  10コリカ後38分
FW11三浦知良 
  19ヨーク 
  22ペトロフスキー 
FW21ボナボリア後16分
DF4ルダン後16分
FW9ドリリッチ後38分
ポジションNo.選手名交代
GK1ポラス 
DF3コルデロ 
  4ゴンサレス 
  5J.ドゥルモンド 
  16バディージャ 
  23ベネット後38分
MF2ボラーニョス 
  8“パテ”センテーノ後44分
  19アソフェイファ 
FW11ロナルド・ゴメス 
  12サボリオ後48分
MF12ロペス後38分
DF12パルクス後44分
FW12G.ドゥルモンド後48分
※チーム情報は、対戦カードのチームロゴをクリック。

カズ、ゴールならず。第2戦はサプリサの勝利!

KINGカズ、シドニーFCの一員としての初戦となった、対デポルティボ・サプリサ戦。

最初のチャンスは前半8分。
カーニーからのスルーパスにカズが反応するも、GK [1] ポラスが飛び出し阻まれる。
その直後には、今度はカズがチャンスメーク。中央のカズから左サイドのFW22ペトロフスキー。
そのままミドルシュートを放つも再びポラスがセーブ。
さらに13分にはCKからカズがヘッド!これは力なくGK正面。
前半終了間際のペトロフスキーのシュートも右に外れ 0−0で折り返す。

ハーフタイムには、両監督ともにロッカーでゲキを飛ばした様子。
先に目を覚ましたのは、サプリサ。

後半開始2分。中盤からのロングフィードを、DFの裏に走りこんだボラーニョスが胸トラップ。これを落ち着いて流し込み、先制ゴール。
感極まり涙を浮かべるボラーニョス!

同点としたいシドニーFC、後半10分。
カーニーがシュートを放つも、これはサイドネット。

さらにDFチェッコリが一発退場となり、10人となったシドニー。
MF [10] コリカを下げ、FW [9] ドリリッチを投入3トップとし猛反撃を見せる。

守備でもGK [1] ボルトンが、サプリサのエースFW [12] サボリオと1対1となる絶対絶命のピンチにも、ガッツあふれる飛び出しを見せ、追加点を許さなかった。

ロスタイムには果敢にゴールを狙うFW [22] ペトロフスキーが、ディフェンスと交錯し、額から流血・・・。

一人少ない状況でも、前へと前へと攻め続けたシドニーだったが、1点が奪えずこのまま試合終了。

サプリサが準決勝進出、15日にリバプールと対戦する。
敗れたシドニーは16日、アルアハリ(エジプト)との5位決定戦に回る。


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シドニーFC FW [11] 三浦知良
A. 前半でチャンスを決められなかったのが痛かった。
カウンター1本でやられた。90分みんな精一杯やったんで結果は仕方がない。
前半いいサッカーが出来て、後半最後惜しいのもあったけど、とにかく前半悔やまれる。
これで下を向かずに次の試合頑張りたい。

自分のプレーは普通、いつもと変わらない。
前半は思ったとおりのプレーができたけれど、後半はボールにほとんど触れなかった。
クロスもクリアされるし、ボールを追うので精一杯でエネルギーを消耗してしまった。
(チームとして)プレスがかからなくなって、ああいう展開になるときつい。
今までどおりやるだけ。寂しいけれど、最初から分かっていたことだから。下を向かないように。
Q.次がシドニーFCでの最後の試合となるが?
A. 今までどおりやるだけ。寂しいけれど、最初から分かっていたことだから。
下を向かないように。


決勝ゴール!サプリサ MF [2] ボラーニョス
A. 前半は緊張していたかもしれない。ハーフタイムには監督から「もっとゲームを楽しむように」と言われて その通りにやれたと思っている。決めた瞬間は、涙が出て来た。 次の試合も、今日のように難しい試合になると思うが、自分の仕事をしたい。
Q.スタジアムではシドニーコールが起こっていたが?
A. 聞こえていたよ(笑)でも試合はピッチの22人がやるものだと言い聞かせて意識しないようにした。


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メドフォード監督
A. タフなゲームだったが、歴史の第一歩を記せたと思う。
シドニーFCは簡単に勝てるチームではなかった。攻撃でのミスもあったが、辛抱強くやって勝つことができてうれしい。
今日は今日の勝利をかみ締めていたい。
Q.コスタリカのサンホセは大喜びだが?(現地は朝7時)
A. 今は勝利を味わってほしい。しかし、我々は明日になったら、また現実に戻るべきだ。

この大会は、決して簡単な大会ではない。でも絶対にリバプールに勝てないわけでもない。
リバプールは世界の中でもトップクラスのチームであることは十分理解しているが、次のリバプール戦に向けて集中したい。
Q.リバプールと違い、サプリサには外国人選手がいないが?
A. サプリサはコスタリカ代表が半数を占める。そのことが重要。
チームとして、将来的な展望は明るい。
クラブのオーナーはメキシコ人だが、コスタリカに貢献してくれている。


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リトバルスキー監督
A. コスタリカで国内優勝23回のチームに対して、選手はよくやった。特に力の差はなかったと思う。
前半チャンスを決められず、後半立ち上がり15分にやられてしまった。手は尽くしたが…。

GK[1]ボルトンがいいセーブを見せてくれた。オーストラリアのGKのクオリティの高さを見せられたと思う。
互角には戦うことができたが、うちはチームを作って12カ月しか経ってないのだし、相手は23回のチャンピオン。
そこに差があった。

選手たちはオセアニア代表、そしてオーストラリアの代表として頑張った。
コンビネーションサッカーを見せることができたと同時に、オーストラリアらしさを出すこともできたと思う。
選手たちは、以前はアマチュアだったのだからね。
Q.カズについては?
A. コンビネーションは良かったと思う。10カ月前から合流していたら、もっと違っていたかもしれないね。(笑)





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