TOYOTAプレゼンツ・FIFAクラブワールドカップジャパン2007

スタッフブログ

2007.10.12 スタッフ紹介 始めました。

スタッフNです。今週から、我々スタッフの紹介をこのブログでして行こうと思います。
第1回は、現場の長であるCP(チーフプロデューサー)高橋知也です。

今回3年連続3度目の出場となる知也さん。とてもシャイなので、写真はNGと言われました(><)
チーフプロデューサーとは、番組の製作責任者。この背中で全てを受け止めています!

そんな知也さんにまつわるエピソードをひとつ。
ご存知かとは思いますが、現在どんなスポーツでも放送するには権利が必要です。
サッカーにはとても細かい契約が発生します。

去年、私がイギリスの会社とやり取りをしていたところ、契約書本文では不可能と
されていることが、メールで確認をとったらOKになりました。小心者の私は、「OKって言われたけど
契約書ではNGなんです」と相談。

「もし放送しちゃって、後から莫大な請求が来たら?」
「会社同士の裁判沙汰になったら?」私の頭の中には、ネガティブなことばかり。

すると、知也さんから「文句が来たら、俺に言え。責任は俺が取る」とだけメールが来たんです!
これはしびれましたね〜。
結局、何も問題なく終わったんですけど、このメールはしばし私のお守り代わりでした。

その知也さんに、チーフプロデューサーとはサッカーチームに例えると
どのポジションか?と尋ねてみました。

すると「難しいこと聞くねぇ・・・。」としばらく考えた後
「ホペイロ(用具係)兼GM(ゼネラルマネージャー)」とのこと。
そのこころは「CPとは何でも屋さんだから」

今大会の放送では、第1回からチーフプロデューサーを務めています。
サッカー中継における役割についても聞いてみました。

「私の役割はディレクター達がいい仕事をできる環境を作ること。
彼らには、普通にやって欲しいと思う。普通にやれば、うちのメンバーならば
世界の水準にあった中継映像が作れる。絶対に瞬間瞬間をとり逃さず、どんなことがあっても
100%の力を出しきること。とは言っても、中継とは総合力だから。みんなでカバーしあって
世界一の中継をすることが目標です。」

この知也さんの元、スタッフ一同がんばっていきたいと思います。
ちなみに、知也さんは舘ひろし似。カラオケの十八番は「泣かないで」です。

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