TOYOTAプレゼンツ・FIFAクラブワールドカップジャパン2007

大陸予選情報

ボカ・ジュニアーズ/南米代表

アルゼンチン
本拠地 ブエノスアイレス
創立 1905年
会長 ペドロ・ポンピリオ
監督 ミゲル・ルッソ (アルゼンチン)
スタジアム アルベルト・J・アルマンド=通称 ラ・ボンボネーラ(57,395人収容)
主要タイトル アルゼンチン1部リーグ 23回
リベルタドーレスカップ 6回
スーペルコパ 1回
コパ・スダメリカーナ 2回
レコパ・スダメリカーナ 3回
コパ・マスター 1回
コパ・デ・オロ・ニコラス・レオス 1回
トヨタカップ 3回
(インターコンチネンタルカップ1回含)

世界一になること3回。日本でもなじみの深いボカ・ジュニアーズが2003年以来4年ぶりに日本にやってくる。アルゼンチンの人気ナンバーワンクラブであるボカは、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスのボカ地区で誕生、労働者階級の支持を受け発展してきた。比較的富裕層に人気のあったリバープレートとは、永遠のライバル。この両チームの対決は「スーペルクラシコ」と呼ばれ、世界一の過激さを誇るダービーと言われている。ボカ史上最も偉大なOBと言えば、やはり世界的スーパースターのマラドーナだろう。1981年に在籍、わずか1年でバルセロナに移籍したものの、現役の最後はボカで終えている。現在は熱狂的なサポーターとして、大事な一戦には必ずかけつけている。2001年には、日本代表FW高原直泰も在籍していた。
これまでに獲得した国際タイトルは17で、世界一。ヨーロッパ代表のACミランも国際タイトルは17で並んでいる。このTOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップが、両雄の決着の場となるに違いない。
また、リベルタドーレス決勝の2試合全5得点に絡む活躍を見せたリケルメは、レンタル元であるビジャレアル(スペイン)に戻った。11月末にボカへの復帰を果たすものの、今大会の選手登録には間に合わなかった。

注目選手

リケルメを埋めるべく期待されるのが、FWパラシオだ。リベルタドーレスカップ決勝第1戦ではボカの口火を切る貴重な先制点ゴールをあげた。スピードのあるドリブルと抜群のシュートセンスが魅力。2006年アルゼンチンリーグ(前期)の得点王。トレードマークは右後頭部の小さな三つ編み。長髪を切った際に、一部分を残して試合に臨んだらゴールを量産するようになり、ゲンを担いで伸ばし続けているのだとか。2006年ドイツワールドカップでは、国内でプレーする選手で唯一人アルゼンチン代表に選ばれた。

34歳のベテランFWパレルモは今も健在。2000年トヨタカップで、あのレアル・マドリードから2ゴールを挙げMVPに輝いた。一時ボカから離れていたが、04年に復帰。2006年アルゼンチンリーグ(後期)の得点王に輝いている。また、ボカでは国内タイトル2つと国際タイトル5つの獲得に貢献しているが、代表ではツキに見放され、1999年のコパ・アメリカ(南米選手権)では1試合に3本のPKを外すなど、いいところがない。エル・ロコ(変わり者)というニックネームを持ち、女装の趣味もある。

ルッソ監督は、1980年代にアルゼンチン代表のMFとして活躍した。2006年12月からボカを率いている。

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