TOYOTAプレゼンツ・FIFAクラブワールドカップジャパン2007

大陸予選情報

ACミラン/ヨーロッパ代表

イタリア
本拠地 ミラノ
創立 1899年
会長 シルビオ・ベルルスコーニ (元イタリア首相)
監督 カルロ・アンチェロッティ(イタリア)
スタジアム ジュゼッペ・メアッツァ =通称 サンシーロ
(85,700人収容)
主要タイトル セリエA(イタリア1部リーグ) 17回
イタリアカップ 5回
ヨーロッパチャンピオンズリーグ 7回
UEFAカップウィナーズカップ 2回
UEFAスーパーカップ 5回
トヨタカップ 3回
(インターコンチネンタルカップ1回含)

イタリア屈指の名門ACミラン。「ミラン」とは「ミラノ」の英語読み。これはクラブ創設にイギリス人がかかわっていたため。
1899年にイギリス人5人、イタリア人5人、そして1人のスイス人が加わり「ミラン・クリケット・アンド・フットボール・クラブ」として誕生したのだ。チーム創設からほどなく、その確固たる地位を築いてきたACミラン。60年代には、2度のヨーロッパチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)優勝を果たし、世界的名声も手にいれた。そして80年代後半にかけて、フリット、ファンバステン、ライカールトのオランダ人トリオと、バレージを始めとするイタリア代表メンバーにより、黄金時代を迎える。1989年、1990年にはトヨタカップ2連覇。その魅力的なプレーに、日本でも一躍人気チームとなった。これまでに獲得した国際タイトルは17で、世界一。南米代表のボカ・ジュニアーズも国際タイトルは17で並んでいる。
2003年のトヨタカップでは、くしくもボカ・ジュニアーズに破れ世界一を逃しているACミラン。リベンジ、そして名実ともに世界一の称号を目指し、12月日本にやってくる。

注目選手

世界選抜とも呼ぶべきメンバーが揃う中、注目はやはりMFカカであろう。チャンピオンズリーグでは、13試合で10ゴールをあげ得点王に輝いた。この活躍からUEFA年間最優秀選手にも選ばれている。また地元イタリアの新聞によると、セリエAの年俸トップにも立ったそうだ。(推定9億3981万円)

ミラン一筋23年のDFマルディーニも忘れてはならない。昨シーズン、セリエA最多となる600試合出場を果たし、背番号「3」はすでに永久欠番になることが決まっているなど、もはや“生きるレジェンド”。自身5度目となる欧州制覇、UEFA年間最優秀ディフェンダーに選ばれるなど、39歳となった今も健在である。
ちなみに息子のクリスティアン君(11歳)もACミランの下部組織に所属、父チェザーレさんと3代に渡って所属となった。

そのほかにも、チャンピオンズリーグ決勝で2ゴールを挙げ、優勝に貢献したFWインザーギ。
MFガットゥーゾにMFピルロの現役イタリア代表中盤コンビ。
アヤックス、レアル・マドリード、そしてACミランの3チームで欧州王者に輝いた大ベテランのセードルフ。
復活の待たれる“ブラジルの怪物”FWロナウドと、注目選手の枚挙にいとまがない。

アンチェロッティ監督は、現役時代はパルマ、ローマ、ACミランでプレー。1989年のトヨタカップではミランの背番号10を背負い、世界一に輝いている。元イタリア代表でも活躍した。選手、監督の両方でヨーロッパチャンピオンズリーグを制覇した稀な人物。

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